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ニーハオ-♪(^▽^)モミーです。

皆様、いかがおすごしでしょうか(^-^)

8月も終わりですねぇ。

学生の時の8月が、一番楽しかったように思います。
でも、今頃、宿題を慌ててやっていたのも良い思い出です(^-^)

こんな私でも、夏休みの宿題、読書感想文で賞を取ったことがありました(^-^)

その時、学校の先生に勧められて、読んだのが、芥川龍之介さんの『蜘蛛の糸』です。

お釈迦様はある日、極楽を散歩中に蓮池を通して下の地獄を覗き見ていました。
罪人どもが苦しんでいる中にカンダタという男を見つけました。
カンダタは殺人や放火もした泥棒でしたが、一度だけ善行を成したことがありました。
林で小さな蜘蛛を踏み殺しかけて止め、命を助けたことがありました。
それを思い出したお釈迦様は、彼を地獄から救い出してやろうと、一本の蜘蛛の糸をカンダタめがけて下ろしました。
暗い地獄で天から垂れて来た蜘蛛の糸を見たカンダタは「この糸を登れば地獄から出られる」と考え、糸につかまって昇り始めました。
ところが途中で疲れてふと下を見下ろすと、数多の罪人達が自分の下から続いてきます。
このままでは重みで糸が切れてしまうと思ったカンダタは、下に向かって「この糸は俺のものだ!!下りろ!!」と喚きました。
すると蜘蛛の糸がカンダタの真上の部分で切れ、カンダタは再び地獄の底に堕ちてしまいました。
無慈悲に自分だけ助かろうとし、結局元の地獄へ堕ちてしまったカンダタを浅ましく思ったのか、それを見ていたお釈迦様は悲しそうな顔をして蓮池から立ち去りました。

「自分さえ助かればそれで良い」という自己中心的な事に罰が当たったのでしょう。

そういう大人にはなりたくないなと子供ながらに思いました。
とても印象深く残っているお話しです。

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